2007年11月23日

【漫画】サイコ工場

サイコ工場
谷口トモオ
サイコ工場


世の中に名品、珍品、数あれど当工場の製品はちと違う まずは手に取りご覧あれ―――(裏表紙より)


『FEVER』『ピノキオ』『TAXI』『You Better Pray』『セイギノミカタ』『リサイクル』の6編を収録。

太くはっきりした作画が特徴的で、タイトルの通りサイコな人間がたくさん登場する。

一見すると主人公達のみが一番病んでいるようだが、例えば『ピノキオ』では赤子を本物の人間か単なる人形かそれぞれ主張する夫婦のどちらがおかしいのか明らかにされていないし、『TAXI』では平気で人を轢き殺すタクシー運転手に対して乗客はそのことよりもタクシーの料金を気にする。『You Better Pray』に登場する少女は、狂信的に宗教にのめりこんだ父親をチェーンソーでバラバラにして何か悟ったように平然としているし、『リサイクル』は人殺しが日常化していて町を歩いていると生首が転がってくる世界が舞台だ。
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2007年11月12日

【漫画】アンファン・テリブル 2巻

【漫画】
アンファン・テリブル 2巻
相田公平 佐藤久文
アンファン・テリブル 2巻


「ネットゲーム研」の部長が自分の学校を舞台にしたゲームを造り上げた」増加する参加者に部長は「現実とゲームをリンク」させ、扇動する。やがて参加者が暴動を始め、仮想世界での殺人が、現実の殺人へとエスカレートしていく・・・。(裏表紙より)


全2巻。1巻のレビューはコチラ。2巻には『やくそく』『人質の出口』『僕は冷酷な殺人鬼』『ハートに火をつけて』『白い天使』『ハッピーエンドのために』『遺書』『仮想現実』の8編を収録。

相田氏が原作、佐藤氏が作画を担当しているのだが、原作者の相田氏についてネットで検索をかけても情報が少ない。他に作品があったら是非読んでみたいのだが・・・。

男女の歪んだ愛情を描いた『ハッピーエンドのために』のバカップルや、「殺人をおかす」とネットで宣言したために話が大きくなってしまう『僕は冷酷な殺人鬼』のひきこもり少年など、あいかわらずイカれた人間ばかりが登場する。

2巻のお気に入りは最終話の『仮想現実』。作者がなぜこの作品をラストに持ってきたのかわかる気がする。
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2007年11月11日

【漫画】アンファン・テリブル 1巻

アンファン・テリブル 1巻
相田公平 佐藤久文
アンファン・テリブル 1巻


ある朝、1年D組の黒板に書かれた"殺人ゲーム"予告!!机に記された予告番号順に、生徒達が次々と殺されていく。「次は自分かも知れない・・・!」激しい恐怖が渦巻く中、ただ一人、近江は犯人と対決する決意を固めるが・・・!?(裏表紙より)


全2巻。1巻には『1年D組マーダーゲーム』『命賭ける!?』『そのスイッチを押す!』『1Kの死闘』『いちばん好きなあなたへ』『薔薇と臓物〜ばらとぞうもつ〜』『サバイバル・ゲーム』の7編を収録。『ハッピー・ピープル』辺りから影響を受けているような感じの作風。

自らの命を賭けてゲームをする子供達・爆弾を前に心理実験をさせる教授・眼球を集める女性変質者・兄を身近に居させるためには自らの肉体を傷つけるのもいとわぬ妹・・・など、一級サイコさん揃いで、さながら狂人カタログのような様相を呈す。

グロも多く、チャットで猟奇殺人鬼の告白を聞く『薔薇と臓物〜ばらとぞうもつ〜』は特にひどい。
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2007年08月06日

【本】世紀末倶楽部2

世紀末倶楽部2
世紀末倶楽部編集部
世紀末倶楽部2


[総力特集]地下渋谷系―恐怖!怪奇!猟奇!残酷!ショック大前科(表紙より)

1号のレビューはコチラ

死体・フリークス・奇形児の写真などを満載した悪趣味本。

蛆が湧いていたり、内臓をぶちまけたりしている写真も。

小人サーカス・タイの死体博物館・身体変形ポルノ・インドの障害者事情などのレポートもあり興味深いが、読後に物凄い不快感が残る・・・。
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2007年06月03日

【漫画】実録昭和猟奇事件1 大久保清事件

実録昭和猟奇事件1 大久保清事件
佐藤まさあき
実録昭和猟奇事件1 大久保清事件


SEX!SEX!GUILTY!GUILTY!AND MURDER!


大久保清とは(Wikipedia)

8人の女性を強姦・殺害した凶悪殺人犯の大久保清による一連の事件を描いた漫画。大久保の外道っぷりがひどい。

犯行から逮捕・取調べ・裁判の様子までかなり詳細に描かれていて、資料としても素晴らしい。

ただ、私が劇画になれていないせいか、絵には違和感というか物足りなさを感じた。また、時系列が激しく前後するので、ところどころ読み返さなければわからないところもあった(この辺の演出の捉え方は個人の感性によるところが大きいと思う)。
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2007年05月18日

【本】殺人現場を歩く

殺人現場を歩く

蜂巣敦 山本真人
殺人現場を歩く


かつて・ここで・人が・殺された


漫画ではないが、おもしろかったのでここで紹介してみる。

女子高生コンクリート詰め殺人・新宿西口バス放火事件・宮崎勤事件・世田谷一家四人殺人事件など世間を騒がせた18の事件の舞台となった場所の"今"が、カラー写真も交えて取材されている。

事件の経過や捜査の様子に関しての記述もまとめられていて、近年の有名な殺人事件についての概要のみ知りたい場合はこれ一冊で事足りるかも。

知っている事件でも写真があるだけで随分リアルに、そして恐ろしく感じられる。
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2007年05月12日

【本】世紀末倶楽部

世紀末倶楽部 発刊1号
コアマガジン編集部
世紀末倶楽部


チャーリー・マンソン、またの名を囚人イエス・キリスト


チャールズ・マンソンとは(Wikipedia)。

巻頭のマンソンのグラビアや、袋とじのシャロン・テートの死体写真は今でこそネットでかなり出回っているが、この本が発売された1996年の頃はレアだったのだろうか。

挑発的な言葉が並ぶ悪趣味な本だが、内容はマンソン入門書程度で読みやすく、関連グッズ情報も豊富。
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2007年04月15日

【漫画】隣人13号

隣人13号
井上三太
隣人13号


復讐開始―――直視できるか?ハードコア・サイコの1000倍返し!!


井上三太とは(Wikipedia)

隣人13号とは(Wikipedia)

主人公・村崎十三が小学生の時にいじめられていた相手に偶然再会したことから始まる狂気のバイオレンス・スリラー。

二重人格の主人公の表と裏の人格のギャップが激しく、特に裏は復讐云々よりも、もはやただの殺人狂。

オ○ムを思わせる怪しげな宗教の教祖・暴力団員の息子を持つ刑事・「死神」の異名を取る暴走族の頭など、魅力的でどこか偏った人生を送るサブキャラが事件に関わってくるのもおもしろい。単に主人公の目から復讐劇を追うだけではなく、サブキャラ目線から事件を捉えて、サブキャラも次第に事件に巻き込まれていくために話に厚みが出ている。

ちなみにこの作品、井上靖雄監督で映画化もされている。
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