2008年02月28日

【漫画】外道の書

外道の書
イダタツヒコ
外道の書


受験のために上京した主人公・さつきは、塾に勤務する兄を尋ねる。

兄の勤務する塾の周辺では女児が行方不明になる事件が多発していた。

兄のマンションに下宿するさつきだが、ある日さつきが帰宅すると、さつきの目の前で兄の身体中に謎の文字が表れ、兄が本になってしまう。

本となった兄は、塾の生徒・有村京一に回収される。京一は本を12冊集めると手に入るという知識を得ようとしているのだ。

真相を知ったさつきは兄を救うために、失敗作である第一の書と共に、京一の刺客と戦うことになる・・・。

* * * * *

1巻完結。

元彼をあっけなく見捨てたり、敵とは言え子供を刺したり、主人公が結構ひどい。

兄や恋人の前では無垢な女子高生を演じているが、さりげなくタバコを吸ったり打算的だったり。

主人公が意識せずに達観していて、そういった部分が衝撃の(?)ラストへの伏線となっているのかも。
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2008年02月26日

【漫画】わたしの人形は良い人形

わたしの人形は良い人形
山岸凉子
わたしの人形は良い人形


偶然、それとも必然!?持ち主に次々と災厄をもたらす呪われた日本人形の謎に迫る表題作ほか、古い体育館に棲みついた怨霊のタタリを描く「千引きの石」 無人の屋敷を夜毎さまよう幽霊の正体をめぐる「汐の声」 財産めあてに富豪の娘と結婚した男の悲劇「ネジの叫び」など、ページを開くたびに圧倒的な恐怖があなたを襲う(表紙そでより)


表題作他『千引きの石』『汐の声』『ネジの叫び』の3編を収録。

『汐の声』『わたしの人形は良い人形』は、子供の頃に読んでトラウマになった漫画として頻繁に名前の挙がる作品(ちなみに他には『白い影法師』や『にんじん大好き』や関よしみ先生の作品の名前がよく挙がる)。

『わたしの人形は良い人形』は以下のような話。

* * * * *

昭和21年に野本初子という6歳の少女が不慮の事故死を遂げた。

初子の友人の竹内千恵子の母親は初子を気の毒に思い、千恵子に譲ろうと考えていた日本人形を初子の棺に一緒に入れるよう野本家に譲る。

ところがしばらくして、千恵子も不審な死を遂げる。

同じ頃、初子の妹の姿子は、祖母のタンスから棺に入れられたはずの人形を見つける。実は初子の祖母が渋り、人形を棺に入れなかったのだ。祖母は姿子に人形のことをきつく口止めする。

昭和31年、祖母の四十九日を終えた姿子は、押し入れからあの人形を見つける。

その夜から、妙な物音が聞こえたり、家のあちこちに引っ掻いたような傷跡が見つかるのだが、修学旅行を控えていた姿子は気にせず出発する。

修学旅行から帰宅した姿子が見たのは、影も形も無いほどに焼け落ちた自宅だった・・・。

昭和60年、姿子の娘の陽子は、引越しの最中に火事で唯一焼け残ったという例の人形を見つける。

それ以来、陽子を次々と恐怖が襲う・・・。

* * * * *

世代と時を超えて執念深く襲い来る人形の顔が常に無表情なのがまた・・・。

私も日本人形を購入しようと検討したことがあるのですが、カタログを見ただけで「これを部屋に置くのは無理だ」と断念したことがあります。

『汐の声』は自らの霊能力に疑問を抱く少女が、幽霊屋敷で怪現象に襲われるものの、誰も信用してくれず・・・という話。

ラストに明かされる女の子の霊の正体にトラウマになる人が続出。
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2008年02月23日

【ニュース】<英売春婦連続殺人事件>被告に有罪の評決、22日量刑宣告




「切り裂きジャックの再来か?」と騒がれていた事件。

ドキュメント映像がYouTubeで観れます。
コチラ
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2008年02月20日

【漫画】おばけのおやつ

おばけのおやつ
押切蓮介
おばけのおやつ


コワい、そして美しい・・・・・・(帯より)


陰気臭い二人組みが東京の怪奇スポットを探索する『東京トワイライトゾーン』や電波な彼女に密室に妖怪達と閉じ込められる『密室オバケ』など10編を収録。

ギャグ漫画寄りで、勢いだけで乗り切ろうとしてる作品が多く(作風といえば作風なのだけど)、恐怖を期待して購入したら損した・・・。

ただ、4編目収録の『遠隔』はわずか3ページながらも、この本の中では浮いたギャグ無しホラーで、押切先生のこういう作品ももっと見てみたい気がする。
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2008年02月15日

【漫画】呪いの肌着

呪いの肌着
好美のぼる
呪いの肌着


もし、あなたの肌着に呪いをかけたらあなたはどうなるのでしょうか・・・・・・?おそらく生きてはいけないでしょう。だれが呪い、だれが呪われるのか。また、呪ってどうしようというのか・・・・・・。この『呪いの肌着』が答えます。(表紙そで 著者のことばより)


まま母が新興宗教の教祖から呪いの方法を教えてもらい、肌着に呪いをかけて疎ましい義理の娘である主人公・三也子を奇行を理由に病院へ入れようとする話。

結論から言うと、「だれが呪い、だれが呪われるのか。また、呪ってどうしようというのか・・・・・・。」の答えは、この本を最後まで全く読んでもわかりません・・・。

パパが無駄にダンディーだったり、家政婦が得に描いたような田舎娘なのはまだいいとして、まま母の実子のキク子より三也子の方が顔が似ている(というかそっくり)っていうのはどうなんだ・・・。

ちなみにキク子は僅かなページしか登場しないのに不細工な顔と「みんなきらいやっ みんな死ね 電車も死ね 駅も死ね 山も死ね」という名言のせいで強烈な印象を残していく。

ラストは呪いをかけるべき三也子の肌着に自分の肌着が混ざっていて自爆。まま母が一人で頑張って、誰も知らないところで自滅していくという・・・。

ツッコミを入れるべき箇所が多すぎる怪作。
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2008年02月10日

【漫画】まいちゃんの日常

まいちゃんの日常
氏賀Y太
まいちゃんの日常


もし女の子を自由にできたら あなたは何をしますか?(第0話扉ページより)


死ぬことのできない特異体質のメイド・まいちゃんのハードな日常を描いた作品。グロ度マックス。

0話から手首切断・臓物を引きずり出され、1話で割腹自殺・バーナーで黒こげに。

2話では主人の楓さんから、ペットのダルマ少女・さゆりんの世話をまかされ、自らの人肉でまかないを・・・。

3話ではなぜか虎に食べられ、7話ではまいちゃんと同じく不死体質の少年・きずなと壮絶な殺し合いを演じる。

あげく赤ちゃんを妊娠するも、お腹から引きずり出されてミキサーにかけられてしまう。

各エピソードごとのまいちゃんの葛藤は、連ドラなら「どんな辛いことがあっても、仕事に健気に励む姿」に、やる気を貰うんだろうけど、殺人狂達の欲望のはけ口の道具にされてはさすがに・・・。
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2008年02月05日

【漫画】魔の十字紋

魔の十字紋
沼田清
魔の十字紋


遠山未来は、手のひらに赤い血のような十字紋がある。この手相の人は、見なくてもすむものを見たり、見てはいけないものを聞いたり、不思議な事件に出合うという。夏休みをペンションで過ごすことになった未来に、予期せぬ出来事が起こった。(裏表紙より)


霊(?)に招かれ別荘内を探索する未来と由加、幽霊を探し怪しい洞窟内を探索する学生達の二つの視点が物語終盤で交錯する。

未来達の危機をいち早く虫の知らせで察知して別荘を調査し、山道を車でかっ飛ばす由加の母親が頼もしい。

一方未来の父親は魚釣りの最中に霊の仕業は関係無く足をくじいた上に、由加の父親もろとも川へ転落、物語の本筋に何ら影響しない部分で散々な目に合う。
posted by 管理人 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 秋田書店ホラー・コミックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする