2007年09月30日

【漫画】チャイルドホラー魔奇子ちゃん

チャイルドホラー魔奇子ちゃん
小野双葉
チャイルドホラー魔奇子ちゃん


鬼ごっこしましょ!マキコが鬼だからお姉ちゃま早く逃げて 鬼につかまったらお姉ちゃまは死刑にされちゃうのよ―――(裏表紙より)


表題作他『天使くん』『たいじくん』『ごめんね』『暗闇からの告白』の3編を収録。

絵にホラー漫画特有のおどおどしいオーラが欠けていていまひとつ。凡作でも無ければ秀作でも無い感じ。オチも特筆すべきところは特に無い。

この本に収録されているのは全てぶんか社の『ホラーM』に掲載された作品にもかかわらずなぜか松文館という成人向け書籍をメインに扱う出版社から発行されている。作者はいわゆる801系の漫画も描いていて、そういった漫画も多く扱っている縁で松文館から発行されたのだろうか。何やら大人の事情があるのかもしれない。
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2007年09月26日

【アニメ】怪 〜ayakashi〜

怪 〜ayakashi〜(テレビアニメ)
怪 ayakashi


公式サイト

怪 〜ayakashi〜』とは(Wikipedia)

初回放送2006年。全11話。鶴屋南北の『東海道四谷怪談』をモチーフにした『四谷怪談』、泉鏡花の同名作品をモチーフにした『天守物語』、そしてオリジナルストーリーの『化猫』の3部からなる。

夏・花嫁・因果・密室・隠し部屋などの小物や舞台が存分に活かされる『化猫』は傑作。映像も絢爛な浮世絵が毒々しい怪しさを放ち、高速で切り替わるカメラワーク(?)も秀逸で物語に惹きこまれる。

続編に『モノノ怪』という作品もある。

アニメのOP(YouTube)
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2007年09月22日

【漫画】鮮血の法則

鮮血の法則
関よしみ
鮮血の法則


ガンコなO型、マジメなA型、マイペースなB型にインテリのAB型。血液型ですべてを決めつける少女を待っていたのは―――?(裏表紙より)


表題作他『我慢のススメ』『タイム・リミット』『絶対+安全』『捨てないで!!』『捨てないで!!U』の5編を収録。

表題作『鮮血の法則』は、B型のみに感染し人間を凶荒へと駆り立てるウイルスのせいで、B型の主人公の少女が迫害され、襲われる。

『我慢のススメ』はより苦しいこと・苦痛なことを競争する二人の少女な話。次第に我慢比べがエスカレートしていき・・・。

『タイム・リミット』『絶対+安全』はそれぞれ2000年問題(懐かしい・・・)と放射能による恐怖を描いた話。『タイム・リミット』のネジが外れた母親のサイコっぷりが恐ろしい。

『捨てないで!!』と『捨てないで!!U』は連作で、ゴミ屋敷の主人とその隣の家に住む少女の話。ラストは皆救われる(?)が「果たしてそれでいいのか?」と思う終わり方。

どの作品ももちろん後味は悪い。
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2007年09月18日

【漫画】双子座呪われた誕生日

双子座呪われた誕生日
広永マキ
双子座呪われた誕生日


双子座の少女・森園麻理は旧家の一人娘として、ない不自由なく育ちました。ところが、ある日とつぜん、双子の姉がいることを知らされてビックリ!!森園家にまつわる双子の因縁におびえる麻理に、つぎつぎ襲いかかる、奇怪な出来事の数々。双子座の星占いは、吉と出るか凶と出るか!?(裏表紙より)


星座恐怖シリーズ。

主人公達が双子というだけで、別に星座にこじつけなくてもいいのでは?というのは星座恐怖シリーズや血液型恐怖シリーズでは禁句です。

突然現れた姉に憧れの人を奪われると感じた主人公が、姉に幽霊の仕業に見せかけた卑劣な嫌がらせを行う。なので煽り文の「因縁におびえる麻理に、つぎつぎ襲いかかる、奇怪な出来事の数々」には疑問が・・・。

ラストで驚愕の(?)どんでん返しが。
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2007年09月13日

【漫画】闇の死人学園

闇の死人学園
古賀新一
闇の死人学園


理佐は、芸能雑誌で奇妙な広告を見た。どんなブスでも「ひかり学園」に入学すれば、顔とスタイルが美しくなるというのだ。まるで夢のようだが、アイドルを目指す理佐は学園に入学した。しかし、そこには、想像を絶する意外な恐怖と戦りつが待っていた。(裏表紙より)


描きおろし。

個人的に古賀氏の作品の中で1、2を争う良作だと思う。

陸の孤島であるひかり学園で、気味が悪い寮生と生活を共にする主人公の理佐があかずの間に隠された秘密を知ってしまい、恐ろしい目にあう。

ひかり学園で行われていたのは整形手術で、それも人体改造に近いもの。理佐もその実験台にされてしまう。

煽り文の「想像を絶する意外な恐怖と戦りつ」に偽り無しで、衝撃的な展開。グロ描写も多くて、結構ぐちゃぐちゃです。

古賀氏独特の微妙なギャグも随所に散りばめられているが、本当に微妙だ。
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2007年09月08日

【漫画】恐怖の心理ゲーム

【漫画】恐怖の心理ゲーム
御茶漬海苔 富田隆
恐怖の心理ゲーム


出題された選択肢4つの中からひとつを選び、その答えにより回答者の隠された心理を読み取る・・・といったよくある心理ゲームの本。なんだけど、質問と回答に関しては少し怖いくらいだが、御茶漬海苔先生が描いている挿し絵と漫画がやたらグロい。しかもカラーなので、登場人物の真っ青な顔色と滴る血の赤のコントラストなど、色使いが不気味さを倍増させている。
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2007年09月05日

【漫画】YAKATA

YAKATA
綾辻行人 田籠功次
YAKATA


満員電車から突如大勢の人が消えた。事件のあった街に住む主人公の少年・由季弥は、不気味な夢ばかり見ていた。

ところが、夢と同じく由季弥の通う学校からも生徒が消失してしまう。

そんな由季弥の元に、九州・角島(つにじま)にある青屋敷当主を名乗る女性から「暴走する悪夢を止めるのに力を貸して欲しい」という招待状が届く・・・。

* * * * *

全3巻。綾辻行人氏の人気推理小説のコミック版だが、小説はミステリーなのに対し漫画はホラー要素重視。

特異なデザインの悪夢(怪物の名前)が多く登場する。

ミステリー要素も皆無というわけではなくて、ラストで意外な黒幕の正体が明かされる。
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2007年09月03日

【漫画】ポルタス

ポルタス
阿部潤
ポルタス


ゲームの名は「ポルタス」。囚われた人はみな、思い知らされる。「美」だけが永遠ではない・・・ということを。「呪」もまた永遠に続く・・・ということを。(表紙より)


主人公のあさみと同じ美術部に所属する千春が突然自殺した。

千春の部屋でいわくつきのゲーム「ポルタス」を見つけたあさみも、美術部顧問のケイゴや担任の山下と共に呪いのゲームに巻き込まれていく・・・。

* * * * *

系統としては「座敷女」と同じ都市伝説系。呪いのゲーム・こけし・村人が皆殺しされた村などの都市伝説でよく用いられるアイテムも重要な役割を果たす。

ストーリーの流れや、視覚的な恐怖の演出方法が昨今の邦画ホラーっぽい。「清水崇監督で『ポスタル』映画化!」ってあってもおかしくないんじゃないかな?

謎を丁寧に明かしすぎてる感があるが、ホラー漫画的には十分及第点。
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2007年09月02日

【漫画】怪談 青とかげ

怪談 青とかげ
杉戸光史
怪談青とかげ


トカゲを石で殴り殺してしまった主人公・朝子が魔来(まき)と名乗る不気味な女性から復讐される話。

魔来は実は後半で登場する精神病院の院長の娘で、院長のペットの青トカゲの毒に侵され人の血を求める怪物と化したという。

院長はそんな危険なトカゲを大量に野放しにしている挙句、魔来の行動も把握していたらしく「地下室にとじこめておいたのじゃが チョイチョイ外に出ていたようじゃな」と言い出す始末。

青トカゲに咬まれ危険な状態の看護婦を放置したまま「わしが青トカゲなどかわなければこんなことには・・・」とむせび泣く院長、そして大団円。・・・元凶の院長をどうにかしろと。

余談だが、この作品、冒頭からしばらくはトカゲ図鑑で、そこから「ト・・・トカゲ!!」と唐突に本編に突入する。

こういった演出は私は嫌いでは無くて、当時のホラー漫画作家さんの試行錯誤が分かりやすく親近感さえ抱かせてくれるひばりはやっぱりいいなぁと実感する。
posted by 管理人 at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ひばり書房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする