2007年07月27日

【漫画】恐怖!人魚の子守唄

恐怖!人魚の子守唄
安田タツ夫
恐怖!人魚の子守唄


海辺の洋館で、老科学者がひそかにある生物の研究に打ちこんでいた・・・・・・。そしてある日、その極秘の研究が、思いもかけない形で日の目を見ることに・・・・・・!!この、世にも恐ろしい生物は、今、あなたの近くにしのびよっているかもしれません・・・・・・ほら、後ろに!!(裏表紙より)


実験により生み出された怪物が、嵐で陸の孤島と化した旅館に閉じ込められた学生達を襲うというB級映画によくありそうなストーリーの、パニック・ホラー。

体の食い破られたり、顔の皮をはがされたり、鉈を頭にぶち込まれたりして殺されていく登場人物達・・・見せ場が次々とやってくるのでラストまでだらけない。
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2007年07月15日

【漫画】人喰い屋敷

人喰い屋敷
さがみゆき
人喰い屋敷


愛していた姫が死に、腐っていく姿に恐ろしさと無常さを感じた津上家の殿は「津上家の人間は死体を人目に晒してはならない」という掟を作る。一度も葬式が出ない津上の屋敷は、いつしか「人喰い屋敷」と呼ばれるようになった。

時は過ぎ現代・・・津上の子孫である、さとみとしのぶ姉妹の両親が屋敷内で突然姿を消す。

恐怖におののく姉妹の元に、墓場から生還した母親が現れ、津上家の恐るべき秘密を語り始める・・・。

* * * * *

何気ないことだが、洞窟に閉じ込められた母親の顔が時が経つにつれて次第に変貌していく様子がちゃんと描き分けられていている。母親は最終的には身も心も幽鬼のように・・・。

過剰に次なる恐怖をにおわすことはせず、けれど終わらない因習の連鎖を予感させるラストが秀逸。
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2007年07月14日

【漫画】蝶や蛾の施術師

蝶や蛾の施術師
大槻ケンヂ 速瀬みさき
蝶や蛾の施術師


「レティクル座行超特急」「マタンゴ」「僕の宗教へようこそ」・・・筋肉少女隊の名曲を新たなストーリーも加えてコミックで再現。(裏表紙より)


8編を収録。裏表紙の解説にもあるように、筋肉少女隊の曲を漫画化したものらしい。

筋肉少女隊なんてまともに聴いたことは無くて、どの程度漫画化に成功しているかがわからない・・・。「ファン必携の一冊!!」とあるが、ファンから見たらどうなんだろうか。

曲も聴かず、筋肉少女隊というバンドの予備知識も持たずに読むと、かなりの電波本。1997年発行で「世紀末にこんな感じの本が流行ったなぁ」と思い起こされる。

個人的にお気に入りは4編目に収録されている『風車男ルリヲ』。ある男が、心を病んでいる彼女のために、夢に導かれるまま風車男を探しに行くというストーリー。

5編目の『僕の宗教へようこそ』も最後辺りがすごいこと(?)になっている。

余談だが、この本の装丁がKCサスペンス&ホラーとそっくりなので、ずっとKCサスペンス&ホラーだと思っていた。どうでもいい話・・・。
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2007年07月13日

【漫画】13人のショートサスペンス&ホラー

13人のショートサスペンス&ホラー
犬木加奈子 川口まどか 関よしみ他
13人のショートサスペンス&ホラー


学校でも、家でも、怖いアイツがあなたのスキをねらっている。耳をかたむけちゃダメ!でも、怖い話だからこそ、聞かずにはいられない。(表紙そでより)


犬木加奈子・川口まどか・関よしみ・大橋薫・有田景・まるいぴよこ・長田ノオト・広野拓也・空路・平田京子・三条友美・平井一郎・谷間夢路先生による短篇ホラー傑作集。14編を収録。

グロありギャグあり奇病ありのバラエティに富んだ内容で良作揃い。単行本を出していない先生の作品まで読めるのが嬉しい。

関よしみ先生の『あたしのお葬式』は仮死状態で意識はあるまま葬式が進むという関先生らしい作品。

広野拓也先生の『サリバン氏症候群』では必ず死に至る病を患った女性の前に、死神が現れ・・・。

空路先生の『真夜中の朝礼』は個人的にダークホース的な作品で、狂信的な人間達が町の人々を裁きまくる。

三条友美先生の『穴の中』はカニバリズムモノ。ラストがグロいです。
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2007年07月12日

【ゲーム】ヒロインがみんなヤンデレのギャルゲ

ヒロインがみんなヤンデレのギャルゲ作ろうぜ!まとめサイト


上記のURLから2ちゃんねるのVIP板発祥の『止マナイ雨に病ミナガラ』の体験版を入手できます。

ヒロイン全員がヤンデレとは斬新・・・。
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2007年07月11日

【漫画】童鬼

童鬼
御茶漬海苔
童鬼


表題作他短編6編を収録。

サブタイトルが「異色怪奇スプラッタ傑作短篇集」とあるだけあって、痛そうなシーンが多い。

一番最初に収録されている『自由研究』は、少年が自らの姉を解剖していくという話で、姉のお腹を切り裂いて徐々に臓器を取り除いていく。グロが多い御茶漬海苔先生の作品の中でもかなりキツイ部類だろう。カラーだし・・・。

グロい話が多いこの本の中で、血も幽霊も怪物も出てこないが恐ろしいのが5編目の『ぬがせごっこ』。あらすじがそのままネタバレになりそうなので書けないが、恐ろしい妄想が広がる話です。
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2007年07月10日

【漫画】あの子 おばけだよっ

あの子 おばけだよっ
浜慎二
あの子 おばけだよっ


タクちゃんは自分で作ったこわい話しを由美子達にして怖がらせるのが大好きです。ところがある日大変なものを見てしまったのです。(巻頭のあらすじより)


ひばり書房でも、普通の少年コミックサイズでは無くて、少し大きめのサイズでハードカバーのファミリィブックス。

表紙など外から確認できる位置に明記は無いが、表題作の『あの子 おばけだよっ』の他に『人魚の首』『真夜中にママの顔が・・・』の2編を収録。

『人魚の首』は、暴君の殿様から人魚を捕ってくるように命令された漁師の話。人魚を捕獲することに成功したが、バカ殿が味をしめて・・・。ちなみに同じホラー漫画家の大橋薫先生の作品に同名の作品がある。

『真夜中にママの顔が・・・』はヴァイオリン教室からの帰宅途中に、何の脈絡も無く、普段の日常から少しだけズレた世界に迷い込んでしまった少女の話。

どの作品も少年少女向けとは思えないほど後味が悪くトラウマになりそう。

特に『人魚の首』は得体の知れない人魚の正体と、殿様の狂気という恐怖の二重コーティングが禍々しい。

表紙裏にはお化け屋敷の迷路(?)付き。
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2007年07月09日

【漫画】血塗られた処刑の島

血塗られた処刑の島
川島のりかず
血塗られた処刑の島


ある日突然、額にピンク色で星型のアザが出た花林は、家族に理由もわからぬまま座敷牢に閉じ込められる。

牢屋から出して欲しいと嘆く花林の前に、牛のマスクをした謎の人物が現れ花林を連れ去る。

しかし、花林は隙を見て逃げ出し、同じアザを持つ少年サトルとアザの真相を探ることを決める・・・。

* * * * *

ホラーというかSF漫画。

政府の陰謀・地下組織・謎の奇病・裏切りなど、見せ場盛りだくさんの傑作。

子供の頭蓋骨が累々と放置されたり(腐りかけのもあったりする)、身体がドロドロと溶けていったり、首無し死体がぶら下げてある描写などはおそらくこの本の対象年齢の子供にはトラウマものかと。

因果なラストも単なる児童漫画の枠に収めるにはもったいないくらいの出来。
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2007年07月07日

【漫画】F/E/A/R〜恐怖という名のコミック〜

F/E/A/R〜恐怖という名のコミック〜
永久保貴一
F/E/A/R〜恐怖という名のコミック〜


もう、逃げられない・・・(表紙そでより)


表題作他『F/E/A/R』『CSホラーTV〜「家」〜』『伝奇屋事件簿』の3編を収録。

『F/E/A/R』はおいらん淵に取材をしに行った作者達が体験した実話を元にしているというが、本当ならかなり怖い。何せ事故を起こしたり作者の父親まで祟り(?)で死んでいるのだから・・・。ちなみに、この話の最後に「私の漫画を読んだ方には霊障が多く出るらしいです」と注意書きが。・・・最初に言ってください。

『CSホラーTV〜「家」〜』は住んでいた家族が一家心中したといういわく付きの家に取材に行き、怪現象に襲われる女性キャスターの話。ラスト1ページの顔がヤバイ。

『伝奇屋事件簿』は封印から解けた蛇神と霊能力を使って戦う伝奇屋と名乗る男の話。霊能力バトル色が強い。
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2007年07月06日

【漫画】学園七不思議

学園七不思議
つのだじろう
学園七不思議


学校の美術室に幽霊が・・・!?古いトイレの一番奥の扉の中に何かがいる!!あなたの学校にも、こんな不思議なうわさがあるはずです。(1巻裏表紙より)


全4巻で一話完結の短編集。文庫版も発刊されている。

学校を舞台にしたオリジナルの怪談がモチーフで、因果応報で王道的なホラーのパターンが使用されている場合が多い。幽霊達の自己主張も強く、饒舌な幽霊も。

主人公を始めとする登場人物の死が唐突に知らされたり、あっさり片付けられる。また、恐怖の絶頂でラストを迎える話が多く、これらのことのせいか、妙な後味の悪さが残る。
posted by 管理人 at 01:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 秋田書店ホラー・コミックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

【漫画】怪奇オカルト倶楽部

怪奇オカルト倶楽部
御茶漬海苔
怪奇オカルト倶楽部


小高い丘に建つ館に足を一歩踏み入れたときから恐怖の世界が始まる・・・・・・(表紙そでより)


短編集。アレキサンダ大王の壷・西太后の子猫・ヒットラーの秘薬など、怪しげなアイテムを夜な夜な紹介するオカルト倶楽部に足を踏み入れた人物達の顛末を描く。まぁ大体が自業自得のバッドエンドなわけだが・・・。

オカルトアイテムも怖いが、そんなアイテムを多数所持し、来訪した人物を試すような言動をして、全てを達観したようなオカルト倶楽部の3人の老人達の方が恐ろしい。
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2007年07月03日

【漫画】臨死界より

臨死界より
小山田いく
4253128025臨死界より


風呂釜の爆発事故にあい、病院に運び込まれた果菜!生死の境をさまよう彼女が夢の中で見たものは・・・!?(裏表紙より)


表題作他『魂七夕』『送り火がゆれて』『渡り鳥たち』『雪降る夜に』の4編を収録。

『臨死界より』は最後に明かされる敵の正体が意外。

ところどころ気持ち悪い描写があるものの、全体的にハッピーエンドが多いのでそれほど読後に嫌なモノは残らない。
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2007年07月02日

【漫画】怖いくらい当たるから

怖いくらい当たるから
井口 かのん
怖いくらい当たるから・・・


幸せになりたい!!そう願う洋美は、評判の女占い師に恋の相談を。彼女の言葉通りカレをGETした洋美は、占いを信じこみ、すべてを頼るように・・・。だが、思いがけない罠が―――!?


表題作他『罪の迷宮』『おとな狩り―夜は子どもの時間―』『逢いたい』の3編を収録。

いかにも少女漫画風の絵で描かれており、心理描写に重点を置いてある感じ。

おどろおどろしいホラーを期待して読むとダメかも。

どうでもいいですが、amazonさんの表記(画像クリックで飛べます)が間違ってますね。

○ 怖いくらい当たるから

× 恐いくらい当たるから
posted by 管理人 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | KCサスペンス&ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

【漫画】神かくし

神かくし
山岸凉子
神かくし


表題作他『神入山(神かくしPart.2)』『負の暗示』『黄泉比良坂』『夜の虹』の4編を収録。

『神かくし』は、タイトル通り神隠しにあったはずの弟と思わぬかたちで再会した武士の話。この話自体は全くホラーでは無いし、この話だけでも完結しているが、舞台を現代にうつした『神入山(神かくしPart.2)』を続けて読むと趣が違ってくる。

『負の暗示』は昭和13年に岡山県津山市付近で発生した津山事件の犯人・土井春雄(犯人の名前については諸説あるようだが作中の表記に合わせる)にスポットをあてた作品。津山事件とは、一人の青年が一夜にして30人の村人を惨殺するという世界的に見ても類を見ない大量殺人で、横溝正史の『八つ墓村』のモデルになった事件でもある。津山事件に関して詳しくはコチラ(Wikipedia)。この作品自体は犯人に多少同情的な描き方がなされている。

『黄泉比良坂』は悪霊(?)が自らの行く末を模索する話。ちなみに黄泉比良坂とはこの世とあの世の間に存在する坂である。
posted by 管理人 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | その他出版社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする